大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)では肛門からスコープを挿入し、大腸の一番奥の盲腸もしくは可能な場合は小腸の一部まで挿入後、抜去しながら病変がないか見ていきます。
開腹手術の既往がある方や慢性便秘がある方、透析している方は、腸の癒着があったり、腸が伸びやすかったりして、スコープの挿入に痛みを伴う可能性がありますため、事前に申していただければ、苦痛が少ないように麻酔薬、鎮痛薬の用量を調整させていただきます。
大腸カメラによる検査を希望される際は、事前にお電話等で受付までご連絡ください。検査の前に診察を行い、必要であれば血液検査(感染症の有無を調べる 等)も行います。診察の結果、検査を受けるにあたって問題がないとなれば、日時を予約します。前日や当日の注意点については、以下の通りです。